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嘱託産業医 紹介サービス

専属担当の柔軟な対応で幅広い産業保健活動を実現!

富国生命保険相互会社では、一時的な産業医不足の状況が発生し産業保健サービスの維持に課題を抱えていました。

ワーカーズドクターズとの外部委託契約の利用後、早期の産業医選任、オンライン面談の推進や従業員相談窓口「フコク保健室」の開設など多くの取り組みを実施いただいています。

専属担当の柔軟な対応で幅広い産業保健活動を実現!
会社画像

富国生命保険相互会社

1923年に創業。創業以来、相互会社形態を堅持する日本で唯一の生命保険会社。
「ご契約者の利益擁護」「社会への貢献」「働く職員の自己実現」を経営理念に掲げ、「もし自分がお客さまだったら」を常に想像しながらフコク生命ならではのサービスや経験を創り出し提供。
従業員数12,436名、支社は全国62カ所、営業所は全国471カ所を展開。(※2023年3月末時点)

  • 業種: サービス業
  • 会社規模: 3001名〜
お悩み
  • ● 産業医不足の状況を解消したい
  • ● 従業員へのメンタルヘルスサポート体制を充実させたい
ご提案・解決
  • ● 迅速な産業医選任による産業保健サービスの維持
  • ● オーダーメイドの従業員相談窓口を開設
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話し手:人事部 厚生グループ 課長 平良様(写真右)
人事部 厚生グループ 副長 田中様(写真左)

はじめに富国生命保険相互会社の事業内容や従業員数を教えてください。

[田中さま]

富国生命保険相互会社は、個人・企業向けの保険商品販売と保全サービス、財務貸付・有価証券投資などを提供しています。
富国生命グループ全体の従業員は14,000名を超え、各地でお客さまのニーズに応えるべく日々業務に従事しています。

『健康経営優良法人』に7年連続で認定されており、産業保健へ注力されていたかと思います。新規でワーカーズドクターズと契約に至った経緯を教えていただけますでしょうか。

[田中さま]

当社では長年にわたり健康経営を推進してきましたが、産業医の退職が短期間で相次ぎ、人手不足という課題に直面しました。

健康診断の結果を判定して従業員にフィードバックを出さなければいけない期間と産業医不足が重なり、スピード感が求められる状況になっていたのです。

これを改善するために信頼できるパートナーを探していたところ、ワーカーズドクターズさんの専門サービスに出会いました。

ワーカーズドクターズからの提案でご評価いただけた点を教えてください。

[平良さま]

新たな産業医の選任が迅速に求められているなか、提案・見積りへの対応が速かった点、そして契約を進めていく際の担当者が明確に決まっていた点などがあげられます。

外部委託する産業医と我々事業者の間に入ってもらう第三者は複数探しましたが、最終的に、ワーカーズドクターズさんの専門性の高さと対応の速さが決め手になりました。

当社の産業医不足の現状を詳しく理解して、一緒になって解決に向けて提案する姿勢も良かったポイントです。

2023年度末時点でワーカーズドクターズが提供している産業保健活動を教えていただけますでしょうか。

[田中さま]

主に当社の産業医ではカバーできないエリアの職場巡視や、全国各地の支社における健康相談などさまざまです。

一番重要度が高い活動は、メンタルヘルスに関する問題で休職した従業員向けの復職面談です。

メンタルヘルス対策には注力したいので、今後はストレスチェックの後の高ストレス者の面談を全国的に委託しようと考えています。

2023年8月から約半年間という短い期間でさまざまなお取り組みをさせていただきました。複数のメニューを同時進行で進めるのは、大変ではなかったでしょうか。

[田中さま]

確かに、短期間での同時進行は大変だったと記憶しています。

当社の部署内でも社会保険担当や健康診断担当、社宅関連の担当などがメインの業務と健康経営の取り組みに関する業務を兼ねており、制約が多いなかで推進していた背景があります。

さらに、社外の産業医にお任せする分の調整が大変であったり、初めて実施する取り組みが多かったりと、課題を感じることは多々ありました。

たとえば、オンライン面談の運用が始まったばかりのとき、産業医の先生が待機しているリモート会場へ、面談者が予定通り入れないトラブルなどが頻繁に発生しました。

多数の支社の面談スケジュール調整には本当に難儀しましたが、トラブル時の対応にもワーカーズドクターズさんのサポートがあり、なんとか乗り越えることができたと思っています。

健康診断の受診勧奨者への面談対応はオンラインで300名以上を超え、とくに力を入れられている印象です。こちらに注力されている理由を教えてください。

[平良さま]

ワーカーズドクターズさんに委託する以前は、産業医の属人的な判断に任せてしまっていて、本当に面談が必要な方に対応ができていると言えるのかが不明確であるという課題がありました。

そこで、取り組みの開始直後は、健康診断の結果から受診勧奨者を機械的に絞り込み、対象者全員に対してオンライン面談を実施しました。

その結果が300名以上という実績になっています。

[田中さま]

今後は無差別に面談を実施するのではなく、受診勧奨者のなかでも高リスクの方を産業医や保健師が判断し、より効率よく対象者を絞り込んでいくための基準を作成中です。

受診勧奨者への面談対応後、再検査の受診率の向上や面談を受けた方からのご意見などはいかがでしょうか。

[田中さま]

面談実施は全国規模で外部委託しているため、再検査の受診率といった具体的な数値は把握できていません。

しかし、ネガティブな報告は受けておらず、現状を静観している段階となります。

従業員の意見については、営業時間外の面談にご理解いただけない方がいらっしゃって、面談の重要性についての認知度普及はこれからの課題だと感じています。

2024年4月からは従業員様の相談窓口として「フコク保健室」を開設しました。こちらの開設の経緯を教えていただけますでしょうか。

[田中さま]

当社では、これまでも産業カウンセラーによるメンタルヘルスサポートを提供していました。しかし契約期間満了が近づくにつれ、新たなサポート体制の受け皿が必要となっていたんです。

時間もなかったため社内の卒業生を立てる案もありましたが、社内の人間関係とは無縁の第三者的な立場の者が良いという判断になり、ワーカーズドクターズさんに相談させていただいた経緯があります。

[平良さま]

開設の話は2024年1月に出たばかりですが、想定以上に企画や人員調達、専用ウェブサイト構築などを迅速に進めてくださり、4月の入社式での発表に間に合う結果となりました。

できる限り安く導入できるよう柔軟にご提案いただいて、コスト面においても大変助力いただいたと感じています。

率直なワーカーズドクターズの評価をお聞かせください。

[平良さま]

まず第一にレスポンスの速さです。

レスポンス内容の具体性も評価として高く、エビデンスに基づいた内容が我々の困りごとに対して柔軟に提供されるので、大変助かっています。

また、担当者の方が産業医の選任に関して豊富な知識を持っていらっしゃって、産業医との関係構築や効果的な活用の仕方などの相談に乗ってくれるのもありがたい点です。

全体として、ワーカーズドクターズさんとのパートナーシップには満足しており、今後も引き続き協力していきたいと考えています。

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今後の産業保健活動の展望を教えてください。

[田中さま]

今後は、社内の産業保健体制のルールづくりと均質化に少しでも近づけるための施策を進めていく方針です。

全国のどの拠点にいて、担当がどの先生であっても、同じレベルの産業保健サービスを提供できるような基準を設けていく必要があると考えています。

目下としては、オンライン面談の勧奨対象者の基準を明確に設けて、同様の取り組みを続けていく予定です。

取り組みに困りごとがあれば、ぜひワーカーズドクターズさんにもご相談に乗っていただきたいと思っています。

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